3つの旗を持つ国…オーストラリア。
オーストラリアには3つの旗があるんです。
知っていました?
ここでは皆が良く知っているオーストラリアの国旗の由来と、その他の2つの旗について解説しています。
更にオーストラリアの中には独立国家が!
そしてオーストラリアの海には鮫が多くなんと〇〇まで鮫に襲われてしまったとか…?
そんなオーストラリアの話をして行きたいと思います。
目次
オーストラリアの国旗の由来
アボリジニの国旗
オーストラリアの中には独立国?
オーストラリアの海は鮫が多い?
基礎情報
まとめ
オーストラリア国旗の由来
では早速オーストラリアの国旗の由来について解説致します。
オーストラリアの国旗はイングランドの国旗であるユニオンジャックと南十字星が青地に配置されています。
左上にユニオンジャック。
南十字星が右側。
イギリス国旗が国旗に入っているのは元々イギリスの植民地だったからです。
右側の南十字星は星座の南十字星由来です。
これが南十字星です。
南半球で見られる星座です。
4つの星それぞれが正義・賢明・節制・忍耐、を意味するとのことです。
うん、ちょっと(?)解り難いですね。
因みに北斗の拳に出てくる南斗十字星は架空の星座であり南十字星とは異なりますので気を付けて下さい!!
え?そんなの知ってる?
そうですかすみません…
ではユニオンジャックの下にある大きい星と南十字星を構成する4つの星の突起の数を数えて下さい。
因みにユニオンジャックの下にある大きい星は「連邦星」と呼ばれています。
さて、突起は7つありますね。
これを七陵星と言います。
何故7つなのかというとオーストラリア連邦には6つの州と1つの直轄地があるのでそれを表して七陵星にしているとのことです。
因みに最初は6個(6州を対象とする)の突起の六陵星だったようですが、将来的に6つの州と1つの直轄地で7つになるのを見越して七陵星に改められたとの事です。
更にはユニオンジャックを外した独自の意匠の新国旗についても検討されているとの事です。
次に、オーストラリア国旗採用の経緯について話します。
1901年に、オーストラリアが連邦制になる際、公募を行いました。
3万点を超える応募の中から選ばれたのが現在の国旗の原型です。
最初の国旗は七陵星ではなく六陵星だったというのは既にお話した通りです。
1908年からは今の国旗と基本的には同じ形となります…が。
国旗あるある問題ですね。
きちんと国旗のデザインがしっかりと制定されていなかった為…民間で使われていたのは相も変わらずイギリス国旗でした(笑)
1954年に法律によって星のサイズや配置がきめ細かく決められて民間でもオーストラリア国旗が使われるようになったのです。
因みに最近の国民投票では新しい国旗に変えるべきという意見が5割を超えたとか…
新しい国旗になる日が来るかもしれませんね。
アボリジニの国旗
2000年のシドニーオリンピックでキャシー・フリーマン選手がある旗を掲げてウイニングランを行いました。
そのある旗、というのがオーストラリア先住民であるアボリジニの旗です。
日本の国旗である日の丸に似てますね。
結構いけているのではないでしょうか。
日の丸に似ている=いけてる
こうですね!!(※筆者の個人的価値観です)
日の丸も太陽ですが赤色です。
アボリジニの太陽は黄色い。
実に興味深いですね…
さて、アボリジニというのはオーストラリア先住民の事です。
ブーメランご存知ですか?
ブーメランはアボリジニの狩猟用の武器なんですよ!
アボリジニよりブーメランの方が有名かもしれませんね…
オーストラリアでは先住民のアボリジニに対してかなりの迫害・虐殺を行ったようで…
当初50-100万人近くいたアボリジニは一時期7万人近くまで減ったとの事です。
オーストラリアは長い間白人至上主義の政策を掲げてきていたため、その後も強引な同化政策が行われてアボリジニの文化や社会が失われてきました。
1967年にようやくアボリジニの市民権が保障されました…が、差別意識はまだ根強いようです。
でなければキャシー・フリーマン選手がアボリジニの国旗とオーストラリアの国旗の2つを掲げてウイニングランをする訳がないですよね。
ちょっと他に理由が思いつきません。
いや、単純にアボリジニをアピールしたかっただけかもしれませんが(笑)
彼女自身が母親は白人に強姦されたアボリジニの女性で、しかも同化政策で生まれた後母親から引き離された為、母親の事を知らないとの事です…。
アボリジニ国旗について解説します。
黒はアボリジニを表しています。
彼等は肌の色が黒いので納得ですね。
しかし、髪の毛は金色だったりするようですよ。
お洒落で良いですね。
赤はオーストラリアの大地とアボリジニの血を表しています。
丸い黄は太陽を表しています。
アボリジニの人口は1996年には約35万人まで戻ったみたいですが…
オーストラリアだけに限らず…民族とか人種とか余り気にせず暮らせるようになると良いですね。
オーストラリアの中には独立国?
さて、オーストラリアには3つの旗があります。
その3つ目についてお話ししましょう。
実はオーストラリアの中には独立国があるのです。
1970年、レオナ―ド・ジョージ・ケースリーという人物がオーストラリアからの独立を宣言しました。
その理由というのは小麦の販売量を各農場に割り当てた際、ケースリー農場の割り当てが不十分でこのままではやっていけないと割り当てを増やすように西オーストラリア州政府に抗議をしたのですが聞き入れられず、更には農地を取り戻す法案の審議を進めていることで、独立を行ったとの事です。
自分の農場をハット・リバー公国と名付け、独自の通貨・国旗・切手・自動車のナンバープレートまで用意しているとのこと。
自分が王子で息子たちが大臣、使用人が国民で総勢30名前後の国との事です。
1970年に独立して以降、未だに公国は存続しているようです。
国旗はこれです。
天秤と牛…?
流石にハットリバー公国旗の由来までは出てこなかったので著者が想像します(おい
天秤は公正さ、牛はハット・リバーの主要産業である牧畜を表しているんですよ…多分。
白い丸は純潔さ、公正さ、青地は誠実さを表しています…多分。
ん?多分ばっかじゃねーかって?
そりゃ想像だからしょうがないでしょ!!(笑)
さて…オーストラリア政府はハット・リバー公国を無視しているようですが、ハット・リバー公国内で支払われた給与に関しては課税しないとの事なので、ある意味認めているようなものですね(笑)
この公国、いつまで続くのか気になる処です。
オーストラリアの海は鮫が多い?
オーストラリアの海は世界的に鮫が多いのが有名です。
時々鮫に襲われて命を落としていますね…
第17代オーストラリア首相ハロルド・ホルト氏も鮫に襲われて死亡したという説もあるくらいです。
因みに公式発表では水難事故で行方不明という事です。
他にもサーフィンの大会中に鮫に襲われたサーファーが鮫と戦って撃退したりと鮫の話題にはことかきません。
鮫は目が悪いので人を自分が良く食べているアザラシと見間違えるらしいです。
教われたら鼻先や目を攻撃して戦えば鮫が逃げて行くという話もあります。
まぁ基本的に鮫に会わない方が良いんですけどね!!
首相までもが鮫に襲われた(かもしれない)オーストラリア。
海に行く際は気をつけましょう!
因みにサーフィンの大会中鮫に襲われた選手が鮫を撃退して無事帰還する映像です(といってもそこまで戦いが撮れてる訳でもないのですが)
基礎情報
国名:オーストラリア連邦(漢字表記:豪州)
建国日:1901年1月1日
制定:1909年5月22日
面積:769万2024平方キロメートル
人口:2413万人
首都:キャンベラ
民族:アングロサクソン系等欧州系が中心。その他に中東系、アジア系、先住民など
言語:英語
宗教:キリスト教61%、無宗教22%(出典:2011年国税調査)
通貨:豪ドル
国歌:進め、美しきオーストラリア
まとめ
・オーストラリア国旗は左上にイングランド国旗、国旗の下には連邦星(七陵星)、右側には南十字星
・七陵星はオーストラリアの6つの州と1つの直轄地を表す
・南十字星は4つの星それぞれが正義・賢明・節制・忍耐を意味する
・アボリジニはオーストラリア先住民の事でブーメランを使っている
・アボリジニの旗は黒がアボリジニ、赤がオーストラリアの大地、アボリジニの血、黄色い丸が太陽を表す。
・オーストラリアにはハット・リバー公国が存在する
・オーストラリアの海は鮫が多い。首相も襲われて死んだ可能性がある。
・オーストラリアの太陽は黄色い!(違)
オーストラリアの国旗、どうでしたか?
筆者はまさかね…3つも旗があるとは思いませんでした。
日本の夕陽は赤いがオーストラリアの夕陽は黄色い…とか恰好付けて言ってみたいですね!
え?言ってみたくない?
後、南斗十字星と南十字星は違いますからね!
混同して間違えないようにしましょう!!
え?筆者だけ?
そうかなぁ…そんな馬鹿な…
次回予告:インド国旗!
インド国旗は本当に…その独立時のアレコレが詰まった国旗なんですよ。
で、そんなことよりも(おい)著者の体験から導き出された対辛いものを食べる時にはこれが効く!!のコラムを是非読んで欲しいですね!
大学の先輩にカレーを奢ってやるよと言われほいほいついて行った著者は…
「じゃあお前10辛な」
「えっ!?何でですか!?」
「え?奢って貰うのに…お前まさか自分で辛さを決められるとでも?」
「あっ、じゃあ自腹で~」
「はぁ~…人が折角奢ってやるって言ってんのにこれは酷い話や!信じられん!!!!」
「あ、はい…じゃあそれで…」
果たして10辛をマジで食べる羽目になるのか!?
著者の運命は!!
インド国旗の解説もちゃんとやってます!!(笑)
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