ロシア連邦の国旗は…汎スラブ色と呼ばれる配色です。
この配色は多くの国旗のデザインに影響を与えました。
実際ヨーロッパの国旗を少し見てみると…
ロシア国旗の影響を受けたと思われる配色の国旗をちらほら見つける事が出来るんです。
だからこそロシア国旗の配色は汎スラブ色、と呼ばれるようになる訳ですね。
ここではどれだけ多くのヨーロッパの国旗に影響を与えたのかという検証や、ヨーロッパの国旗に多大な影響を与えたロシア国旗の意味や由来について迫ります。
世界的に有名なヨーロッパのあの国の国旗も実はロシア国旗の影響を受けていた?のかもしれません。
目次
ロシアの国旗の意味
ロシアの国旗の由来
ロシアの国名の由来
ロシアの海賊退治ツアー
基礎情報
まとめ
ロシアの国旗の意味
ロシア国旗は横縞三色旗です。
上から順番に白・青・赤となっています。
白:高貴と自由、神と白ロシア(ベラルーシ人)
青:名誉と純潔、皇帝と小ロシア(ウクライナ人)
赤:愛と勇気、人民と大ロシア(ロシア人)
という意味があるみたいです。
赤は愛と勇気…つまりロシア国旗は愛と勇気だけがと…これ以上はいけない。
因みに、ロシア国旗に使われているこの白・青・赤の三色は汎スラブ色と呼ばれているんです。
スラヴ民族の国旗に物凄く使われている色の組み合わせなんですよ。
確かにすっきりしていて綺麗ですよね。
この汎スラブ色、ヨーロッパの国旗で滅茶苦茶使われているんです。
その疑いの眼差し…良いでしょう。
それなら筆者にも意地があります故…どれくらい使われているのか…証明して見せましょう!!!!
次をご覧ください。
これがロシア国旗ですよ。
良いですね?
そしてお仲間さん達が…
スロバキア国旗がこう。
スロベニア国旗がこう。
そして更に…
これがオランダ国旗。
上から白・青・赤(ロシア国旗)
上から赤・白・青(オランダ国旗)
になっただけですね。
1個ずれましたね。
そしてクロアチア国旗。
紋章入っただけですね…?
じゃあ次行きましょうか。
え?まだあるのって?
まだこの程度じゃ終わらないんですよ。
とっておきがあるんです!!
次をご覧ください。
オランダ国旗をですね。
時計回りに90度回すとぉー!!
こうなる。
なんと!!
世界的にトリコロールの愛称で親しまれているフランス国旗にィーッ!!
これはもぅメダパニですよ。
そりゃ筆者もロシアとフランスとオランダの国旗がごっちゃになりますよ!
え?お前だけだって?
そうなんです?
いやーどう考えてもややこしいですよこれは!
じゃあ最後にコレを
イタリア国旗!お前もか!!
お前もか状態ですよ。
つか面白いでしょコレ…(笑)
ここまで他の国旗に影響を与えている国旗はそうはないのではないでしょうか?
恐るべしオランダ国旗…
イングランドの国旗も色んな国に影響を与えてますが…良い勝負な気がします。
えっ?なんでオランダ国旗が出て来るのかって?
実はですね…汎スラブ色の原型となったロシア国旗は…
オランダ国旗が原型との説があるので…
そうなるとオランダ国旗が他の国旗に影響を与えているという話になるんですよ。
そこらへんは次の章のロシア国旗の由来でお話しますね。
ロシアの国旗の由来
ここではロシア国旗の三色が何処から来たのか。
そしてどういう経緯でロシア国旗が採用されたのかを描いて行きます。
①オランダを訪問した際に参考にした説
ロシアのピョートル大帝は当時の海軍技術先進国であったオランダを訪問した際、オランダの横三色旗を視てそれを参考にしたという話があります。
しかしこの説には重大な欠陥があったのです。
1668年にロシアの国旗が初めて制定された際、既に!!白、青、赤を使っていたとの事です。
オランダ国旗は1581年の独立宣言時には採用されていたので(但しこの時は赤が橙だった。但し1596年には橙を赤に変えるよう法案が出て通った)、1581年から1668年の間に参考にしたのでは?
という話もあるようです。
②モスクワ大公国の紋章から由来したという説です。
この紋章は…そのもの、青き衣を纏い赤き野に降り立つべし…!?(違)
閑話休題…
これは青いケープを纏い、白馬にのった聖ゲオルギウスが赤き野をかけてドラゴンを倒している紋章ですね。
聖ゲオルギウスは聖ジョージともよばれており、竜退治をした聖人としてイングランドでも旗に採用されています。
やっぱりドラゴンキラーは人気が出るってことなんでしょうか…?
青、白、赤の三色をこの紋章から取った、という説もあるようです。
以上、2つの説でした。
さて、ここからは国旗制定までの経緯をお話ししましょう。
ロシア国旗制定までの経緯
ロシア帝国の国旗として採用されていたロシア国旗でしたが…
1917年、ロシア革命が起きます。
1922年、ソビエト連邦が成立。
ロシア帝国の三色旗が廃止されてしまう。
1991年にソビエト連邦崩壊
1992年にロシア連邦が成立
1993年にロシア帝国の国旗が再び復活!ロシア連邦の国旗として制定されたのです。
71年ぶりに復活した訳です。
では次の章ではロシアの国名の由来について解説します。
ロシアの国名の由来
ギリシャ語名であるルーシ(ルーシ人、オールを漕ぐ人)という処から。
これにルーシ人の国、という意味にするとアが最語尾について
ルーシア(ルーシ人の国)となるのが由来と言われています。
ルーシ人というのはスラブ地域に侵入したノルマン人バイキングの総称との事です。
因みに江戸時代はロシアの事をオロシャ、とかオロシアとか言ってたみたいです。
つまり…オソロシアは…駄洒落ではなく…ガチだった!!(ドーン!!)
あ、はいすみません。
次行きましょうね次。
ロシアの海賊退治ツアー
ロシアの旅行代理店ではこんなツアーをやってるところもあるようです…
1日あたり日本円で約55万円!!
その内容はというと…
遠洋客船で海賊の多い地域…ソマリア沖ですね。
ソマリア沖をゆ~っくりとパトロールします。
何故ゆっくりかって?
そりゃ襲われるためにですよ!!(意味不明)
海賊がもし襲ってきたらその海賊はもうお終いです。
客船に搭載されたロケットランチャーに機関銃に散弾銃が火を噴く訳です…。
海賊といってもでかい海賊船で襲ってくる訳じゃないらしく…明らかに過剰火力…
そう、これは海賊に襲わせておいて正当防衛の名のもとに超火力で海賊を粉砕するというオソロシアなツアーなんです!!
え?
オソロシアって言いたかっただけだって?
いやいやそんな…ねぇ?
因みにこのツアー、2009年に話題になったもので今もやっているかは解りかねます(笑)
参加したいと思った方はご自分で調べて下さいね…(いないか)
基礎情報
国名:ロシア連邦(露西亜)
建国日:1991年
国旗制定:1993年
首都:モスクワ
面積:約1710万平方キロメートル(日本の45倍、米国&中国の2倍近い)
人口:1億4680万人
民族:ロシア人、タタール人、他
宗教:ロシア正教,イスラム教,仏教,ユダヤ教等
言語:ロシア語
通貨:ルーブル
まとめ
- ロシア国旗は白・青・赤
- 白は高貴と自由と神と白ロシア(ベラルーシ人)
- 青は名誉と純潔と皇帝と小ロシア(ウクライナ人)
- 赤は愛と勇気と人民と大ロシア(ロシア人)
- 三色の由来その1はオランダ国旗という説
- 三色の由来その2モスクワ大公国の聖ゲオルギウスの紋章から取ったという説
- ロシア連邦の国旗は汎スラブ色と言われており多数の国旗に影響を与えた
- ソビエト連邦が崩壊して昔使われていたロシア帝国の三色旗が復活して制定された
- 江戸時代ロシアはオロシャやオロシアと言われていた
- 海賊退治ツアーはガチで海賊にうちまくるやばいツアーっぽい(今もあるかは不明)
- 何気にロシアの面積は中国やアメリカの2倍近い(まぁ凍土が大半なんでしょうが…)
いやはやロシア国旗色々と凄かったですね。
むしろオランダ国旗が凄いというべきなのか…?
実はですねーまだ似ている国旗…あるんですよ(笑)
ちょっと多くなり過ぎるかな?といので省略しちゃったんですがー…
後、オソロシアはガチ。駄洒落じゃない。
皆も活用していこう!!(※どのような冷たい視線にさらされても筆者には一切の責任はありませんのでご容赦下さい)
海賊退治ツアーはやばいですね。
価格もやばいですが内容もやばい。
参加した人は是非感想を教えて下さい。
まだやっているかは解りませぬが!!(笑)
次回予告:オーストラリア国旗
そう、大統領が鮫に食べられたという噂のある程鮫の多いオーストラリア!!
最近ではサーファーが大会中に鮫に襲われたところを戦って生還して話題になってましたね(動画あります)
そしてオーストラリアには実は3つの国旗が存在する事をご存知ですか?
それらの謎に迫りますよ!こうご期待!
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