フランス国旗の意味や由来

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トリコロールの愛称で有名なフランス国旗ですが、

三色それぞれに深い意味があったのはご存知ですか?

尚、自由・平等・博愛がどの色に割り当てられているか知っていますか?

そしてどういうきっかけで制定されたのでしょう。

また、海上用の旗は色の幅が異なるのです。

何故異なるのか不思議ですよね?

是非見て行って下さい。

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目次

フランスの国旗の由来
フランスの国旗は当時は色々あった
フランスの国旗がフェイズブックに溢れた理由
フランスが日本の国旗を買い取ろうとしたお話
フランスの由来
フランスのヤバすぎるマラソン大会事情
基本的な情報(外務省HPより)
まとめ

フランス国旗の由来

では早速フランス国旗の由来について書きます。

フランス国旗というと三色旗(トリコロール)を呼ばれており

自由の象徴として世界的に有名です。

フランス国旗は自由・平等・博愛を表していると言われています。
フランス国旗の配色は左から青、白、赤の縦縞で三色に塗り分けられていて綺麗ですよね。

1789年7月13日…これがフランス国旗制定のきっかけとなるイベントが起きます。

この日はフランス革命の口火を切ったバスチーユ襲撃が行われた日なのです。

バスチーユ襲撃の翌日、7月14日に国民軍総司令官のラファイエットが

市民に与えた帽章からこの三色旗は始まったと言われています。

さて、この配色についてですが…

青と赤はパリ市の色から、白はフランス王家のブルボン朝の色から借用したというのが有力な説でした。
パリ市の色というのはパリの市章が青と赤で塗り分けられているという事です。
更に詳細な解説をしていきます。

まず青です。
フランスの守護聖人である聖マルタンをご存知ですか?
4世紀に活躍した司教で、子供の病や貧民を守り、フランスでとても人気のある聖人です。
青はその聖マルタンの外套の色から貰ってきています。
また、カペー朝後期(13世紀)に生まれた青い百合紋旗にも由来しています。
青はパリ市の色・聖マルタンの外套の色・青い百合紋旗の3つの由来がある事になります。

次に赤です。
青が聖マルタンならば赤はカール大帝です。

カール大帝はシャルルマーニュともよばれており、

8世紀後半にフランク王国(昔のフランスの国名)の君主だった人物です。

彼は全方位に出兵をしてフランク王国の勢力図を広げました。
聖マルタンと同じく彼もまた聖人となっています。
このカール大帝の帝国の旗の色がオリフラムとも呼ばれる赤色だったのです。
この赤色がフランス国旗に採用されたとの事です。
赤はパリ市の色、カール大帝の帝国旗の赤、そしてヒナゲシの花の3つの由来があります。

最後に白です。
青も赤も聖人が関わっていましたね?
という事は白もです。
白はジャンヌ・ダルクとブルボン王朝ゆかりの白百合ということで2つの由来があります。

こうしてみると各色に聖人が割り当てられているのが面白いですね。
それだけ聖人という概念が身近な証拠でしょうか?
ただ聖人以外は一貫性がいまいちな感じも…
いまいち一貫性が無い事からこの配色は寄せ集めだったのでは?という意見もあるようです(笑)

さて、フランス国旗といえば自由・平等・博愛。
で、この3つはどの色に割り当てられてるの?
とお思いですよね?
実はそれぞれの色に対して特定の意味づけは明確にされてないんです。
三色そろって「自由・平等・博愛」を表しているとの事です。
え~って思いますよね?
私も思いました(笑)

次にフランス国旗の海上旗の色の幅のお話をします。

フランス国旗の海上旗は青、白、赤の色の幅はそれぞれ30:33:37となっています。

この比率ははためいた時に旗尾の方の色が短く視えて均等の幅に見え難いから

という理由だったようです。

また、33:30:37という比率もあったようで、この色幅の比率は

白が人間の目には大きく見え易いので細くした、との事です。

ただし、現在のフランス国旗は色の幅が全部均等になっています。

海上用の物のみが色幅が異なるんです。

 

さて…色々と意味について話してきましたがここで重大な話があります。

次の画像をご覧ください。

フランス国旗

これはフランス国旗ですね。

そして…

オランダ国旗

これがオランダ国旗。
時計回りに90度回転すると…
………。
後は皆さまのご想像にお任せします(おい)
因みに古いのはオランダ国旗の方です。

つまりフランス国旗はオランダ国旗のパクリの可

さて、国旗制定時のあれこれについていきましょう!!
因みにオランダ国旗やらの詳細はロシア国旗の由来のところでもう少し詳しく書く予定です。

フランスの国旗は当時は色々あった

現在のフランス国旗は左から青・白・赤の縦縞と決まっています。
ですがフランス革命当初は公式に配色が決まっていなかったために

旗竿側から赤・青・白と逆だったり縦縞ではなく横縞の旗が用いられたりしていたようです。
革命当初は色々と混乱してて旗の配色どころでは無かったんでしょうか?

逆に言うとここらへんの話でフランス国旗が

オランダ国旗のぱくりではないということが証明されるのかもしれません!!(しつこい)

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フランスの国旗がフェイズブックに溢れた理由

2015年11月、フェイスブックのプロフィール画面にフランスの国旗のトリコロールをかける人が増えたのはご存知ですか?
これはフェイスブックが開始したキャンペーンだったんです。
2015年11月にフランスのパリで起きた同時多発テロ事件に関してパリ市民の平和と安全を祈願したとのことです。
フェイスブックのCEOも自らのプロフィール画像にトリコロールをかぶせたとの事です。
スパムでは?という噂もあったようですがどうやらフェイスブックが行ったキャンペーンだったようですね。
尚解除の仕方は新しくプロフィール写真を設定し直すと解除できるみたいです。

フランスが日本の国旗を買い取ろうとしたお話

日本の国旗って白地に赤い日の丸で綺麗ですよね。
実は明治時代にフランスやイギリス、オランダから日の丸を買い取りたい、と持ちかけられた、という話が残されているんです。
ただ、現在ではジョークもしくは外交辞令上のものだったのではないかという意見もあるようです。

フランスの由来

フランスはかつてガリアと呼ばれていました。
これは当時のローマ人がそう呼んでいたのです。
ローマ人がガリアを征服して以降ローマの元で発展してきていたガリアでしたが、ゲルマン民族の大移動が始まります。

あ、因みにガリアを征服したのはカエサルですね。
ローマ人の物語が好きな著者はカエサルの活躍をここに書きまくりたいですがそこはぐっとこらえて続きに行きます(笑)
ローマによる繁栄を享受していたガリアに侵入してきたのがフランク人と呼ばれる民族でした。
ガリアの支配権がフランク人に移ると、彼等はフランク王国を建国しました。
これが現在のフランスの語源と言われています。
フランクとは『投槍』を意味しており、当時のフランク人が投槍を主な武器としていたから投槍を使う人ということでフランク人と呼ばれていたようです。

フランスのヤバすぎるマラソン大会事情

フランスはマラソン王国ってご存知でした?
因みに私は知りませんでした!
マラソンイベントがどの程度開催されているかというと…その数年間5000以上との事で…凄い多いですよね。
ただこれだけ多いと他とは違うんだよ!という特色を出したくなるのが人情のようで日本では余り聞かないマラソン大会も多いようです。
カップルで一緒に走るマラソン、愛犬と一緒に走るマラソン(わんちゃんは走るの好きな子が多いのでこれは良さそうですね。でも犬同士で喧嘩したり交流したりでマラソンどころじゃなくなったりしないんですかね?)、クリスマスにはサンタの恰好でサンタの集団が走り回る大会等もあるようです。
極めつけは給水所ならぬ給酒所のあるマラソン大会もあるようで…飲酒マラソン大丈夫?という大会すらあるとのことです。
ここまで来ると走るのが目的じゃなくて飲むが目的で参加する人とか居そうですよね(笑)
次の給酒所は何処だ!次の酒を早く飲ませろー!!という力で完走したりするのでしょうか…?

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基本的な情報(外務省HPより)

国名:フランス共和国(日本語表記:仏蘭西)
建国年:-(西フランク王国は843年8月誕生)
国旗制定日:1794年5月20日
首都:パリ
面積:54万4,000km
人口:6,699万人(2017年1月)
民族:フランス人、バスク人、他
言語:フランス語
宗教:カトリック,イスラム教,プロテスタント,ユダヤ教
通貨:ユーロ
旗比率:2:3
国歌:ラ・マルセイエーズ
時差:+7時間

まとめ

ではまとめて行きたいと思います。
1:フランス国旗は青・白・赤の縦縞

青は青はパリ市の色・聖マルタンの外套の色・青い百合紋旗
赤はパリ市の色、カール大帝の帝国旗の赤
白はジャンヌ・ダルクとブルボン王朝ゆかりの白百合

自由・平等・博愛は実は三色全部に対してであり、特にどの色が自由といったことは決まっていないとの事。

2:当時はまだ配色の規定が無かったために色が逆順だったり横縞の国旗もあった。

3:フェイスブックにフランス国旗が溢れたのは同時多発テロに遺憾の意を表明するためのフェイスブックのキャンペーンだった

4:日本の国旗を欲しいとフランスから言われたという話が残っている。
本気だったかは不明。

5:フランスの国名の由来はゲルマン民族のフランク人から。
フランクとは投槍という意味。

6:フランスのマラソン大会は色々ヤバイ。
特に給水所ではなく給酒所のある大会はヤバそう!

世界的に有名なフランスの国旗ですが、割と適当だったというのがショックでした(笑)
自由・平等・博愛も各色に対応してなかったんですね…赤は博愛で~とかそういうのはどうも俗説に過ぎないみたいです。
でも各色に聖人が割り当てられているのは知らなかったですね。
白のジャンヌ・ダルクや赤のシャルルマーニなんかは日本でも有名ですし。
後はフランスのマラソン大会凄いですね。
一度見てみたいですね…サンタクロースのやつとか…プレゼント配ってくれたりするんですかね?
次回予告:イタリア国旗

強大なローマを生んだイタリア。

今やイタリア国旗はトリコローレと呼ばれ世界中で親しま…

なんかフランス国旗みたいな紹介文になってきた…変えよう。

イタリアでは今訳の分からない法律が急増中!!

ミニスカ禁止とか!!運転中のキス禁止とか!

他にも謎法律がどんどん増加中!

何だろうこのリア充爆発しろ的な法律群は…(笑)

イタリア国旗と急増中の謎法律に迫りますよ!!

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