モンゴル国旗の意味や由来

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ソヨンボと呼ばれる表意文字の記されたモンゴル国旗。

果たしてそこに隠された(?)意味とは。

かつてない謎が筆者を襲う!

いや、まじでこいつは解らん…!!

皆も一緒に解いてくれ!!!!

※ちゃんと意味は調べましたよ…!何が解らないのかは本文をご参照下さい

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目次

モンゴル国旗の意味

モンゴル国旗の由来

モンゴルの由来

基礎情報

まとめ

モンゴル国旗の意味

モンゴルの国旗は赤と青、そして旗竿側のソヨンボ(蓮台)と呼ばれる、

一種の表意文字で構成されています。

まず色についてです。

モンゴルは1992年まで社会主義でした。

その頃の国旗のデザインをほぼ踏襲しているために、

赤が使用されています。

当然社会主義国家の時代の赤色の意味は社会主義を表していましたが、

今は自由と発展への賞賛になっています。

次に、青色はモンゴルやトルコ系の伝統色です。

祖国に対する忠誠と献身を表しています。

ソヨンボに使われている黄色は永遠の愛と友情を表しています。

さて、ソヨンボについていきます。

一番上がまず炎。

炎が意味する物は…熱意・情熱・燃えるような意志…と、思うんですが

ここでは過去・現在・未来、です。

…なんで炎が過去・現在・未来なんや…

いやまぁ占いとかで火を使う事ありますけどぉ~!

亀甲占いとか炎に亀の甲羅入れて吉凶を占います。

次の〇が太陽。

これは民族の母を意味しています。

なんで太陽が民族の母なのか…。

モンゴル神話は全然知らないんですけど、モンゴル神話の太陽神って

女神様なんでしょうかね。

って事で調べたら女性神でしたね。

日本の天照大御神もそうですが、東洋の太陽神は女性神格が多いんでしょうか。

次に三日月みたいな形ですがこれは月です。

月は民族の父を表しています。

モンゴル神話は全然知らないんですけど、モンゴル神話の月神って

男神なんでしょうか…

ってなわけで調べたら月の神様も女性神格っぽいんですがー(笑)

どーゆーことやー!

両方女性って珍しい気もするんですがね…

しかも父を意味しているし…ここは男性神が来ると思うんですけどね

どーゆーことなのかと…

次に▽がありますが、これは矢じりを意味しています。

これは敵の制圧を意味しているようです。

まぁ矢じりならそんな意味ですよね。

次に□ですが、これは棒を意味しています。

これも敵の制圧を意味しています。

棒で戦う…?

ひのきの棒…?(違)

その下の太極図みたいなのは巴形をした2匹の魚です。

これは不眠の魚で警戒心を意味しているようです。

そして左右の長方形は国民の団結力を表しています。

うむ…。

なんでこれが国民の団結力になるのかさっぱり解らん…!!

というかこのソヨンボ全体で何を意図しているのか…

過去・現在・未来はまぁ良い。

次に民族の母と父もまぁ良い。

実に国旗らしい。

そこからが問題である。

まず2つの長方形で囲んでいる。

これは国民の団結力によって敵を制圧。

警戒を怠るな、ということを表しているのだろうか…?

モンゴル帝国を気付きあげたモンゴルらしいといえばらしい気もします、が…

一応全体で東洋哲学を表していて、自由・独立を意味するようです。

つまり方程式にするとですね…

過去+現在+未来+民族の父+民族の母+敵の制圧+警戒心+国民の団結力=自由+独立

う~ん…解らん!!

尚、このソヨンボというのは、元々は仏典を書き写す為に、

モンゴルで考案された表意文字でした。

17世紀後半に作られたそうですよ。

ってことはモンゴルって仏教国って事なんでしょうか?

調べてみた処、チベット仏教が主流のようですね。

この旗はソヨンボの関係からか、縦に掲揚する事は禁じられています。

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モンゴル国旗の由来

モンゴルでは遊牧民族さかえ、彼等は度々東欧や中国へと侵入しました。

結果として中国は万里の長城を気付いて侵入を防ごうとし、

東欧では移動してきたモンゴルからの遊牧民族に押される形で、

ゲルマン民族の大移動等が起こります。

中国や欧州の歴史は遊牧民族との関わりの中で出来たという

見方もあるのではないでしょうか。

さて、そのモンゴルは清朝を起こし、中国、モンゴル両方を統治する事となります。

当初はモンゴル民族を優遇していました。

20世紀にはいると、モンゴル民族への優遇政策を取りやめ、漢人を優遇しだします。

こうしてモンゴルは清への反発を強めていきます。

1911年、辛亥革命が起きるとモンゴルのジェブツンダンバ8世は、

清朝からの独立を宣言します。

なんか凄い名前出てきましたね。

ジェブツンダンバ!!

このジェブツンダンバは後にボグド・ハーンと呼ばれます。

ボグド・ハーン政権に多くのモンゴル人が合流してきますが…

中国軍閥との戦いに中々勝てませんでした。

そこでロシアに援助を要請するのですが…

ボグド・ハーン政権の旗

ボグド・ハーン政権の旗はこんな感じです。

この頃からソヨンボがありますね。

1912年、ロシアに独立宣言を自治宣言に格下げさせられます。

僅か1年で…。

1913年、ロシアと中国の協定で、ロシアは、中国のモンゴルに対する支配を認めました。

代わりに中国はモンゴルの自治を認めました。

そしてロシアと中国はモンゴルに軍を派遣せず植民もしないことを取り決めたのです。

1914年、モンゴルは1913年にロシアと中国が勝手に決めた内容を認めさせられます。

1917年、ロシア革命によりロシア帝国崩壊。

中国、モンゴルの自治撤廃を目論む。

1919年、モンゴル自治撤廃が発表される。

1920年、モンゴル自治撤廃が実行。

ボグド・ハーン政権消滅。

同年、気ちがい男爵と恐れられたロシア帝国崩れのウンゲルン男爵が、

モンゴルへやってきて中国軍を追い出す。

そのままモンゴルのトップになるが暴虐の限りを尽くした為、

モンゴル人は彼を追い出しにかかります。

1921年、立ち上がったモンゴル義勇兵達は中国軍を追い払い、ウンゲルン男爵軍も破りました。

そしてソビエトからの援軍とともに、

ボグド・ハーンを元首とする連合政府を立ち上げました。

ここにモンゴルは独立を果たしました。

モンゴル人民政府の旗1921年

当時の旗はこれです。

ソヨンボの太陽と月だけがあります。

後は赤地ですね。

社会主義と元々も旗の色を残した、ということでしょうか。

1924年、ボグド・ハーンが死去すると君主制を廃止。

モンゴル人民共和国が設立されます。

なんと世界で二番目の社会主義国家だったのです!

モンゴル国旗1924-1940年

国旗はこのようになりました。

ソヨンボが完全体になっていますね。

この国旗は1940年まで使用されます。

1945年、モンゴル人民共和国の独立が認められる。

1949年、国旗が変更されます。

モンゴル人民共和国国旗1949-1992

この国旗は1940年から使われているという説もあります。

1940年~1949年は大体第二次世界大戦の期間に当たります。

どっちが正しいのか解りません…すみません。

現在の国旗とほぼ同じデザインですが、ソヨンボの上に、

星がありますね。

これは社会主義を表す星です。

1989年、ペレストロイカの影響で民主化が始まる。

1991年、ソ連崩壊

1992年、社会主義を放棄、モンゴル国が誕生。

国旗も現在のものへと改められる。

モンゴルの由来

「モンゴル」は「勇敢な」を意味するmongと

「外人,人」を意味するGul,golの合成語です。

つまり二つあわせて勇猛な人、となります。

因みに首都のウランバートルホトは…

赤い(Ulan)、英雄の(Bator)、都市(Khoto)の意味です。

基礎情報(外務省HPより

国名:モンゴル国(蒙古)

建国:1921年

国旗制定:1992年

旗比率:1:2

面積:156万4100平方キロメートル(日本の約4倍)

人口:311万9935万人

首都:ウランバートル(人口139万)

民族:モンゴル人(全体の95%)及びカザフ人

言語:モンゴル語、カザフ語

宗教:チベット仏教等

通貨:トグログ

時差:-1時間

国歌:モンゴル国歌

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まとめ

・赤は自由と発展の称賛

・青は祖国に対する忠誠と献身

・黄は永遠の愛と友情

・ソヨンボは上から炎・太陽・月・矢じり・棒・不眠の魚、左右の長方形で構成される

・ソヨンボとは17世紀後半に仏典を書き写すためにモンゴルで考案された表意文字

・左側のソヨンボで全体で東洋哲学を表していて、自由・独立を意味する

・「モンゴル」は「勇敢な」を意味するmongと「外人,人」を意味するGul,golの合成語

以上です。

ソヨンボ…全体で自由と独立になるのが納得いかーん!(笑)

何がどうなったらそうなるんだ…解らん…

しかしモンゴル帝国あんなに凄かったのに…って感じですね。

世界の歴史的には、一度隆盛した民族が再び隆盛した例は無いらしいんですよね。

そう言う事なのだろうか…。

もっとモンゴルについて知りたい人は

モンゴル人の恋愛観や性格や文化についてのページもあります。

次回予告:マケドニア国旗

マケドニアと言えば大英雄アレクサンドロス大王!!

なんと古代マケドニアの国旗を使っていたこともあるのです!

え?

過去形?

そうなのですよ過去形なのですよね…

何故過去形になってしまったのか…?

そこらへんの事情も解説していきますよ

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