一見シンプルなカナダ国旗には実は結構色んな意味が隠されていた!
例えば両側の赤…両側にわけてあるのにはちゃ~んと意味があるんです。
そして中央の葉のトゲの数にも意味があるんですよ。
もう気になってきましたね?
ならば是非続きを読みましょう!(笑)
浅いようで実はかなり深~いカナダ国旗の意味や由来について解説します。
目次
カナダ国旗の意味
カナダ国旗の由来
カナダ旧旗
カナダの由来
ナイアガラの滝について
基礎情報
まとめ
カナダ国旗の意味
カナダ国旗の意味について行く前に…カナダ国旗の愛称についていきます。
カナダ国旗の愛称は「メイプル・リーフ・フラッグ」(カエデ旗)の愛称で呼ばれています。
やばいですねーちょっとネタバレしてますねーこの旗の名前…カエデ旗とかもぅまんまじゃないですかヤダー!!
気を取り直して行きましょう(笑)
それではカナダ国旗についていきましょう!
まず、カナダ国旗は中央に赤い葉、白地、左右に赤地で構成されています。
シンプルで解り易いですね。
中央の赤い葉はもぅお解りですね。
完全にネタバレしましたからね。
ちょっと空気読んで欲しい処ですよ。
え?
後から愛称紹介すれば良かっただけじゃんって?
…。
いやほら…やっぱこういうのは最初が良いかなって…
というわけでこの赤い葉はメイプルリーフことサトウカエデの葉でございます。
つまりカエデの葉はカナダを象徴する紋章ということになるので、す、が…
カエデの葉の他にもカナダの象徴があったんですよ。
それはなんとビーバー!!
あのダムを作るビーバーちゃんです。
しかし…1834年、ケベックのサンジャン・バプテスト教会がビーバーに代わるカナダを象徴する紋章がカエデの葉だ!!と言い出したことによりカエデの葉になったそうです。
と、いうことはですよ?
要らない事を言い出さなければ(おい)カナダの国旗の紋章はビーバーだった可能性も…
くーっ!そっちも惜しい!視て見たかったですねぇ!!(何)
で、このカエデの葉が何でカナダの紋章なのか…解ります?
それは…開拓時代…カナダの冬を想像して下さい。
めちゃ寒い訳ですよ(語彙力不足)
超寒いんですよ。
食べるものも底をつき…人は飢えるわけです。
そしてついにお互いを襲っ…ではなく、そこで優しい先住民が教えて挙げたわけです。
カエデの樹液美味しいよ、と。
そう、カエデの樹液は今でいうメープルシロップの素!!
おいし~い!訳です。
そして辛い冬を過ごしたという逸話があるんですね…。
カナダの厳しい大自然の中で生きていく、という覚悟!!を表している訳です。
そう、黄金のように輝く覚悟を!!未来を切り開く覚悟を!!
言い過ぎましたね。はい。
しれっとジョジョネタ入れるの辞めましょうねハイ。
そして12本のトゲはカナダの10の州と2の準州を表しているとの事です。
現在は1つ準州が増えたみたいですが、国旗制定時は準州は2つだったんですね。
え?
トゲの数が11に視える?
…。
ほら、一番下のアレも数えて12なんですよ!!
…。多分…。
いや、筆者も11じゃね?って思うんですけど多分一番下のアレも居れて12なのかなーと…。
次に赤と白です。
これは1921年、英国のジョージ5世がカナダの国民色と公認した色でした。
赤は大西洋と太平洋、更に第一次世界大戦で犠牲となったカナダ兵士の血も表しています。
大西洋と太平洋を赤で表す…?
青では…とか思っちゃった人!!
はい僕ですね。
まぁ左右に割って配置したのはそういう意味ですよーという事なんでしょうね。
白は広大な国土と国の発展と雪で覆われた北の大地を表していると言います。
次はカナダ国旗の由来について説明していきますね。
カナダ国旗の由来
カナダは元々イングランドとフランスの植民地でした。
あ、当然先住民は居ましたよ。
先住民はアメリカによりどんどん虐殺されていきますハイ。
詳しくは書きませんので詳しく知りたいかたは米英戦争などをお調べください。
いやあんまりにも酷くて筆者が哀しくなってしまうので…
さて…この後、イングランドはフランスから植民地を割譲して貰い、カナダの大部分がイングランドのものとなりました。
1867年にカナダは英領北アメリカ法を採択、連邦制となり、自治領となりました。
ただ、自治領との言葉が示す通り、イギリスとの結びつきは強いものだったのです。
その為にカナダは代用旗を長い間使う事となります。
それについては次章で解説します。
1931年、ウエストミンスター憲章によってカナダの独立が承認されました。
ましたが…まだ国旗は代用旗のままです(笑)
1965年…ついに現在のメイプル・リーフ・フラッグ、が採用されました。
次に長らく使われていたカナダ旧旗です。
カナダ旧旗
カナダ旧旗は英国船舶旗に盾紋を入れている旗です。
1922年から1965年までの間使用されていました。
この盾紋には下からカエデ・フランス百合紋章(中段右)・アイルランド竪琴(中段左)・イングランドライオン(右上)・スコットランドライオン(左上)の配置となっています。
これはカナダへやってきた主な入植者がアイルランド・フランス・イングランド・スコットランドの4地域からのものだったためです。
で、カエデはカナダの象徴なので…くっ…ビーバーが…(しつこい)
英国船舶旗というのは、17世紀以降に定着したイングランドの船が掲げる旗です。
赤地のものは民間船用でした。
青地は官用、白地は軍用でした。
カナダの由来
イロコイ族の単語に由来しています。
先住民にあんだけの事しておいてイロコイ族の言葉由来か…
いやまぁ主に酷い事していたのはアメリカではありますが…
しょうがないんですよ?
あの時代に基本的人権とかそういう考え方は無かったですしね。
ただまぁ…ひたすらに哀しいなと。
それはさておき…カナダという国名はイロコイ族の「カナタ」という言葉に由来します。
カナタっていうと日本語で遠くとかなイメージですがイロコイ族の言葉だと村・村落を意味するらしいです。
これをフランスの探検家が土地全体をカナダ、と呼び出したことから国名になったと言われています。
これ、うちのカナタ(村)とか言われていたのがうちのカナタ(土地)とか勘違いしたんですかね…?
伝言ゲームか!!
いや、勝手な想像ですが!!(笑)
ナイアガラの滝について
ナイアガラの滝…どこにあるかご存知ですか?
アメリカとカナダの国境にあるんですよー
だからアメリカ側とカナダ側では見られる景色が違うみたいです。
ナイアガラの滝の名前は先住民たちが雷鳴の轟く水…ニアガルと呼んでいた事に由来します。
てか先住民のこのネーミングセンスいけていると思うのは僕だけですかね~
ただこのネーミングは学術的根拠は無いらしいので…真実は解りません!(おい)
で、このナイアガラの滝、水圧が凄くて1年に1mずつ後退して行っていたので浸食を抑える工事を行い年間3cmに抑えられました。
それでも2万5千年後にはナイアガラの滝は消えてしまうそうです。
因みに大自然の中にあるイメージですが周囲はめっちゃ観光地になってるみたいです(笑)
基礎情報
国名:カナダ(漢字表記:加奈陀)
独立:1867年7月1日
制定:1965年2月15日
旗比率:1;2
面積:998.5万平方キロメートル(世界で2番目に大きい)
人口:約3515万人(2016年国勢調査)
首都:オタワ
言語:英語、フランス語
宗教:ローマン・カトリック(住民の約半分近く)
通貨:カナダドル
国歌:O Canada(おお、カナダ)
時差-14時間
まとめ
・カナダ国旗の愛称はメイプル・リーフ・フラッグ
・葉はカエデの葉
・赤と白はカナダの国民色
・赤は赤は大西洋と太平洋、更に第一次世界大戦で犠牲となったカナダ兵士の血
・白は白は広大な国土と国の発展と雪で覆われた北の大地
・カナダはイングランドとフランスの植民地として始まったが1867年に自治領、1965年に独立国家となり今のメイプル・リーフ・フラッグを採用
・カナダは1922年から1965年までの間カナダ旧旗を採用
・カナダの国名はイロコイ族の言葉のカナタ(村落)から来ている。カナタのアストラとは無関係
・ナイアガラの滝は年間3cm後退している
以上です。
どうでしたか?
カエデの葉も良いんですけどねぇ…ビーバーも良かったと思うんですよね(しつこい)
後、赤色で海を表している国旗って珍しいんじゃないでしょうか。
大西洋と太平洋に挟まれているのは良いんですが赤だとぱっと解らんのでは(笑)
とかそんな事を思いました。
後、トゲ!!
トゲの数は本当にね…謎…(真顔)
知っている人いたらコメントで教えて下さい。
他にどう数えんだよ!!という感じではあるんですがー(笑)
関連項目:カナダ人の性格や文化
次回予告:インドネシア国旗
めちゃシンプルなインドネシア国旗…果たしてどこまで語れるのか…心配になってきました(おい)
どこまでシンプルなのか…!ただ一見シンプルに視えて割と深いんですよ。
そしてそっくりなモナコ国旗さんとの関係は?
こうご期待!!
イロコロ族てカナタほんとなの?
コメントありがとう御座います。
私が調べた文献によるとそのようですよ。