スカンディナビア十字旗と言われる意匠の多い北欧の国旗。
何故北欧諸国はスカンディナビア十字旗が多いのか?
その辺を詳しく解説していきたいと思います。
当然ノルウェー国旗についても解説しますよ!
他にはノルウェーからバターが消える日とかね!
目次
ノルウェー国旗とデンマーク国旗(スカンディナビア十字旗)
ノルウェー国旗の意味
ノルウェー国旗の由来
ノルウェーの由来
先進国ノルウェー
ノルウェーからバターの消える日
基礎情報
まとめ
ノルウェー国旗とデンマーク国旗(スカンディナビア十字旗)
北欧諸国に多い中央から旗竿側によった十字を意匠にした旗はスカンディナビア十字旗と呼ばれています。
このスカンディナビア十字旗はデンマーク王国の国旗が源流となっています。
デンマーク王国の国旗は世界最古の国旗と呼ばれている国旗です。
元々は左右対称の十字架だったのですが、勢いよくはためかせる為に旗尾側を長く伸ばして三角形の切り込みを入れる塩ビ型の旗が考案され、相対的に縦時期が旗竿側によってしまったとの事です。
つまり北風がバイキングを作ったんですよ(意味不明)
これがスカンディナビア十字旗の始まりです。
何故スカンディナビア十字旗を採用した国が多いかというと…
デンマークは北欧において最強!!
ノルウェーやアイスランドはデンマークの支配下にありました。
スウェーデンとノルウェーは併合されていました。
こうした経緯により各国はデンマークの十字旗の意匠を国旗に取り入れて行ったのです。
フィンランドはロシアから独立した際に、この頃既に北欧で多く見られたスカンディナビア十字の意匠を取り入れる事によって北欧諸国の一員であるアピールをしたようです。
ノルウェー国旗の意味
ノルウェー国旗は赤地に白い十字とその中にある青い十字によって構成されています。
この国旗の構図は紋章学ではスカンディナビア十字旗と呼ばれる形です。
スカンディナビア十字旗というのは北欧の国旗に良く見られる図案で、デンマーク国旗が源流となっています。
まぁ要するに東欧における汎スラブ色国旗の源流となったオランダ国旗やロシア国旗と同じような感じだと思って頂ければいいかと思います。
では、それぞれについての意味を解説します。
赤は情熱、白は雪、青はノルウェーの海と国土、を表しているとの事です。
白が純潔じゃなくて雪とは…珍しいですね。
まぁ北欧なので雪が多いからそりゃそうだよねという感じではあるんですが…
青が海と国土いうのも珍しいですよね。
赤が情熱は割と良くありますね。
更にこの三色の組み合わせによって自由を象徴しているとの事です。
フランスの三色旗やアメリカの星条旗も同じく赤・白・青の組み合わせの配色であり、同じように自由を象徴しています。
赤・白・青は自由の色ってことですね…。
アメリカはイギリスの植民地でしたし、ノルウェーもデンマークに支配されていたので自由への渇望が強かったという事でしょうか。
次にノルウェー国旗の制定までの経緯について視て行きます
ノルウェー国旗は実はノルウェー王国建国よりも早く制定されています。
何ででしょう?
理由は次の章を読んでのお楽しみです。
ノルウェー国旗の由来
それではノルウェー国旗が制定されるまでの経緯について視て行きましょう。
9-11世紀、ノルウェーはヴァイキングを中心とした国家形成の中心部でした。
1387年、ペストの流行により、ノルウェー王家が途絶え、デンマークの傘下となる。
1536年、正式にデンマーク=ノルウェーとなった。
こうした経緯があった為、ノルウェーではデンマーク国旗が使用されていました。
1814年、デンマークは、ノルウェーをスウェーデンに引き渡しました。
この時、ノルウェーは独立しようとしましたが失敗。
1821年、制限つきではあるが、民族旗の使用が認められました。
ダンネブロ旗にスウェーデンを示す青十字を組み込んだ旗が考案される。
これがスウェーデン国旗の始まりでした。
1905年、ノルウェー=スウェーデン連合が解消される。
こうしてノルウェーは独立国家となったのです。
独立よりも国旗制定が早かったのにはこういう理由があったんですね。
ノルウェーの由来
ノルウェーと言えばヴァイキング!!
ヴァイキングといえばゲルマン民族!!
ゲルマン民族といえばゲルマン語!!
という訳で(?)ゲルマン語の北という意味の「ノルレ」と道という意味の「ベク」を合わせた「ノルレベク」(北航路)が由来です。
これを英語でノルウェーと読むのでノルウェーになりました。
北方への道という意味で北方“航路“というのが実にヴァイキングらしくて良いと思います。
道といっても海の道だったーっ!!って事ですね。
先進国ノルウェー
ノルウェーは冨の公正な配分を国政の中心に据えてきたため、現在ではとても豊かかつ、高度な社会福祉国として知られており、世界で最も住み易い国と言われています。
…著者も住みたいですね(笑)
他にも同性婚が許可されていたりと色々と進んでいる国です。
同性婚なんて必要無い?
そうは言いますが100人に1人はそうらしいですよ。
そうなってくると個性の一つとして尊重してあげるのは大事だと思います。
忌避する感情が生まれるのは、種の保存の観点では子孫を残せないという処から本能的な部分もあるのかもしれませんが…
自分は自分、他人は他人、それで良いじゃないですか。
多用な価値観を認めましょう。
あぁ、でも最近の研究では同性同士でも子孫を作成できる研究が進んでいるみたいですね。
日本でも同性同士で幸せに暮らせるようになったら良いですね。
ノルウェーからバターの消える日
えー…ノルウェーではバターダイエットが流行しているようです。
なんかもぅ何でもダイエットや美容になるよね…という感じしかしませんが!!
当事者にとっては大事な事なんでしょうね!!
理論としてはこうです。
炭水化物を減らし、その分減るカロリーをバターで補う!!
という事のようです。
これが流行った為、スーパーからはバターが消え…オークションでは250gが1000円。
ドイツからノルウェーにバター90kgを密輸しようとしたロシア人は逮捕され…とまぁ混乱の極致ですね…(笑)
因みにアメリカではバターコーヒーというダイエット方法があるらしいです…
何やらグラフェッドバターとかいうたか~いバターを使うそうな。
もうなんでもありやな(笑)
やる人は自己責任でちゃんと調べてからやって下さいね!
あ、そうそう、バターといえばバターは加熱しても構造が崩れない良い油になるんですよ。
まぁちょいと焦げやすいので余り高火力で長時間はアウトですが…
健康志向な人は、ギーとかココナッツ油、パーム油、ヤシ油などをみかけると買っておくと良いですよ。
ギーやパーム油は探せば安いのあると思うんですけどね…
著者も近場のスーパーでめちゃ易いのが大量入荷されていたのを買いだめました(笑)
基礎情報(外務省HPより)
国名:ノルウェー王国
独立:1905年6月7日
国旗制定:1821年7月17日
旗比率:8:11
面積:38.6平方キロメートル(日本とほぼ同じ)
人口:525万8317人
首都:オスロ
言語:ノルウェー語
宗教:福音ルーテル派が大多数を占める
通貨:ノルウェー・クローネ
時差:-8時間
国歌:我らこの国を愛す
まとめ
・北欧にスカンディナビア十字旗が多いのはデンマーク国旗の影響
・赤は情熱、白は雪、青は海と国土。3つ合わせて自由!
・長い間デンマークの属国だったが民族旗の使用が認められた際に国旗の素が生まれる
・ノルウェーの国名はヴァイキングの言葉の「ノルレベク」(北航路)から
・ノルウェーは世界で最も住み易い国らしい
・バターダイエットが流行っているそうな
・アメリカではバターコーヒーダイエットが流行っているそうな…
という事でした。
スカンディナビア十字旗…全部英語にするとスカンディナビアクロスフラッグ!!
これはまた恰好良い…!!
後は白が雪、というのがね。
普通は純潔も加わるんですけどね。
珍しいですよこれは。
それとさり気無く旗比率が8:11なのも珍しいですね。
旧ソ連の最初期の旗程ではないですが…あれはちょっとおかしいの枠を超えていたかもしれません…(笑)
因みに日本に輸入されるシシャモの七割がノルウェー産らしいですよ!!
あなたの食卓に並んだシシャモもノルウェーから来たものかもしれません!
逆にノルウェー産のバターはどうなのでしょうね!!
まだバターダイエットブーム続いているのかしら?
日本でも〇〇が健康にいいとかダイエットにいいとか言われるとすぐ売り切ますけど…
あれはすぐ忘れ去られますからね…果たしてノルウェーではどうなんでしょうね。
次回予告:デンマーク国旗
次回は公式に存在する国旗中、世界最古と言われているデンマーク国旗!!
スカンディナビアクロスフラッグの大本!!
え?
最初にこっちやっとけって?
…。
デンマーク国旗も旗比率が面白いのです。
果たして何対何なのか!
予想してみて下さいね。
そして世界初の脂肪税とは…!!