イギリス人の性格や文化

ヨーロッパで唯一英語を話すのはイギリス。
そんなイギリス人ならではの性格や文化がそこにはあった。
日本と同じ島国という事でどことなく日本人と似ている（？）イギリス人。
学んで行きませんか？

尚、ここに書かれている事が全てのイギリス人に100％当てはまるわけでは無い事はご了承下さい…。

もくじ

イギリス人の性格
アイルランド人の性格
イギリス人の文化
まとめ

イギリス人の性格

イギリスといってもアイルランドもあったりするので…
ここでは基本的にイギリス本土の人達を指すものと思って下さい。

① イギリス人は割と島国根性

日本と立地条件的に似ていますよねイギリス。
日本の未来の50年後はアメリカじゃなくてイギリスをモデルにするべき。
という話もあるくらいです。

同じ島国と言うだけあって割と島国根性が強いみたいです。
イギリスは（ロンドンといった都会だと）割と色んな人種が居ますが
基本的に同じ人種で固まるようです。
他人種交流というものをイギリス人は余り好まないとの事。
また、過剰なスキンシップも余りしません。

ただ、日本人と違うのは外に出て行く事に関して全く抵抗が無い事です。
海外に行ったことのある英国人はかなり多いのです。
まぁ大航海時代で世界中を植民地にして回っていたので
海外に行くことに抵抗ある訳無いですねウン。

② イギリス人はプライドが高い

イギリスはサッカーやラグビー発祥の地だったり産業革命を起こしたり
議会を用いた民主主義のシステムもイギリス発です。

ほら、ジョジョもらぐびーしてましたよね（違）

また、世界中を植民地化していた影響からか
割と他国を無意識（？）のうちに見下すところがあります。
うん、なんか鼻持ちならない感じがしてきましたね（笑）

イギリス人は同じ英語を話すという事でアメリカ人と
同一視されるのを嫌うらしいです。
ただ、世論調査ではアメリカの事好きって６０％くらいの人が
答えているんですけどね。
好きだけど一緒にするんじゃねぇ！！ということでしょうか。
中々複雑なイギリス人精神ですね…

まぁアクセントとか聞けば一発で全然違うとお互い解るみたいですからね。
更に言うとアメリカはイギリスから独立したという経緯もありますし…
中々に複雑な心境なのかもしれません。

③ イギリス人はマナーに五月蠅い

イギリス人はマナーに五月蠅いです。
一応紳士の国という事になっているからでしょう。
ただ、今ではそこまで紳士な人は余り居ないと聞きますが…
まぁ？日本人男性だって侍魂的な物を持っている
気骨のある人がどんだけいるんだよという話ですし？
イギリス人が紳士じゃないと言っても別に責められることではない気がします。

が、マナーとか礼儀作法には五月蠅いみたいです。
列も綺麗に並ぶのが好きで列を乱す奴は駄目な人と思われるとか。

④ イギリス人はお喋り

イギリス人は喋るのが好きです。
また、ジョークも良く飛ばします。
このジョークが曲者でかなり解り難い皮肉やブラックジョークを
飛ばすのが好きみたいでイギリス人以外には理解されない事も多いとか…。
ジョークと解らず怒り出す人もいると言います。

更にイギリス人は言いたい事を良く言うのですが…
その言い方が婉曲な言い方をする事が多い…ということです。
ジョークも皮肉、普段の発言も皮肉…みたいな…京都人か？

しかもイギリス人は結構相手の顔色を気にしたり空気を読むみたいなんです。
その癖言いたい事言って相手を不機嫌にさせてあれ？なんで？
ってなるという…何だこれ面倒臭い（笑）
確かに海外の小説読んでたらですね。
アメリカ小説とかでイギリス人が出てくると皮肉ばっかり言っている人が
出てきたりしますね。
もぅそういうイメージが出来上がっているという事なんですかね？

⑤ イギリス人は約束に関しては割といい加減

もうそのままですね。
礼儀とかマナーに五月蠅い割には約束は日本人程きっちり守る！
という訳でもないようですはい。

⑥ イギリス人は階級社会に暮らしている

これは日本との大きな違いですね。
日本は格差社会と言われて久しいですが、これはあくまでも貧富の差。
しかし、イギリス人の階級社会は江戸時代の士農工商に通じるものがあります。

基本的に上流階級・中流階級・労働者階級、の３つの階級に別れていると考えて下さい。
この出自を覆すのは中々難しいものがあるのです。
よって、イギリス人はイギリス人の同じ階級同士でかたまる傾向がある…
というのを覚えておくと良いと思います。
マスターキートンにもそういう話がありましたね。

階級によって英語のアクセントがそもそも異なります。
まぁ日本で言うと東京弁と広島弁と関西弁みたいな違いが
あるとでも考えれば良いのではないかと…

聞けばどこ出身か解るみたいです。
また、考え方や振る舞い、マナーなども階級によって異なります。
労働者階級の人がオックスフォード大学といったイギリスの名門大学に
進学できたとしても、依然としてアクセントやその他諸々の部分で
馴染めない可能性は実に高いと言われているのです。

日本と比べてイギリス人は立身出世物語に興味無いというのは
ここらへんの社会的背景が影響しているのかもしれません。
ただ、江戸時代の士農工商などと違い、イギリスの階級社会には
基本的に上下関係な無いみたいです。
同じ階級同士でどういう風に生きる、作る友人が決まってくる、
ということのようです。

若い人の間では階級社会的な意識は段々薄れてきているという話もあります。
この階級の存在…良い事なのか悪い事なのか…
著者は体験したこと無いので良く解りませんので何とも言えませんが…
上下が無いというのであれば別に好きにしたら良いのでは？という気もします。
でもなー進学した時に階級の壁があるとか聞くと
やっぱりどうなの？とは思うんですが…

まぁ、日本でも学閥とかありますしね。
ちょっと違うけどあれの生まれた時から版ですぐばれちゃうみたいな？
うん…やっぱなくていいのかもしれない…

イギリス人の文化

① イギリス人はイギリス王室が好き

もうそのままですね。
日本人の大半（？）が天皇陛下が好きなように
イギリス人の多くが英国王室が好きみたいです。
そして日本人の大半（？）が皇家のゴシップが好きなように
イギリス人の多くの人も英国王室のゴシップが好きなようです。

② イギリス人は馬が好き

イギリス人は馬が好きです。
まず競馬が好きですからね。
他にはポロとか馬を使う競技もありますからね。
騎馬警官も普通に見られるみたいですし…
良いですよねー騎馬警官。
でも歩道でう〇ことかしたらどうするんでしょうね…そこが気になる…
ディック・フランシスの競馬シリーズ面白いですよ。
ディック・フランシスはイギリス人の小説家で
航空機パイロットからジョッキーになり、女王陛下のジョッキー
にまでなった後作家になるという異色の経歴を持った作家です。
彼は馬に関した物語を描くのですが、そのため日本では彼の著作は
競馬シリーズ、として紹介されているのです。
彼の作品に登場する主人公は皆英国紳士魂を持つハードボイルドヒーローなので
恰好良いイギリス人！に触れたい人は是非読んでみて下さい。
英国紳士魂が描かれていると思います。
とりあえず読んでみるならば興奮がお勧めですね。

③ イギリス人は幽霊とかオカルト大好き

さて、日本で幽霊の出る物件があったらどうなりますか？
まぁ普通に考えて誰も入りたがりませんよね。
格安の家賃などになると思われます。

では、イギリスの場合どうでしょう？
なんと幽霊に会いたい！！
ということで人気が出ちゃうんですね…
意味解らん…。
幽霊の良く出る建物があると聞きつけると
幽霊に会いに行こうツアーが組まれたりするくらい幽霊好き。

イギリス人と言えばパブが好きですが、幽霊の出るパブとなればもぅ
大人気になるとか…？
ちょっと日本人的感覚では良く解りませんね…いやまじで…
何せ幽霊の出るパブやホテルのガイドブックが
イギリスでは出ていたりするみたいですからね…？
意味が解らない…

④ イギリス人は離婚率が高い

50％くらいはあるとか？
50％ってかなり高いですよね！？
というのも離婚後の保障がちゃんとあるからみたいです。
なんか離婚後の保障がちゃんとしている国って離婚率高いみたいですね…
これ…なんかこう切ないですねウン…
でもまぁ嫌々ずっと結婚生活送るよりは断然良いと思いますよ。

まとめ

・イギリス人は自国大好き
・イギリス人は礼儀を気にする
・イギリス人はきっちり列に並ぶ
・イギリス人はお喋り好き
・イギリス人のユーモアは独特過ぎる
・イギリス人は割と気を遣う
・イギリス人は言いたい事を言う
・イギリス人はアメリカ人と同じにされたくない
・イギリス人は離婚率が高い
・イギリス人は約束に関しては割と適当
・イギリス人は割と差別意識が強い
・イギリス人は王室大好き
・イギリス人は王室のゴシップ大好き
・イギリス人は馬が好き
・イギリス人は幽霊が好き
・イギリス人はパブが好き
・イギリス人は階級社会に暮らしている

どうでしたか？
日本人＋西洋個人主義を足して二で割るとイギリス人になるのかもしれない…
日本は今少子高齢化で移民受け入れをしたらどうか？という話が出ていますが
どうなんでしょうね？
イギリス見ている限りでは結局コミュニティで固まってしまいそうですが…

以前は別に移民受け入れて良いのでは？
と思っていましたが、日本人の特異な民族性を鑑みるに移民は
ダメな気がするなーと思います。
むしろ結婚していなくても同棲（事実婚）でも結婚相当の権利を
与える方が多分少子高齢化対策にはなるんじゃないかなと思いました。