スウェーデン国旗の意味や由来

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スウェーデン国旗は見た目も意味もシンプル。

しかし意匠の由来が諸説沢山あるんです。

どれが真実か見極めて下さい!

一応4つ程紹介させて頂いております!

尚、著者の説を加えると5つになります。

え?お前の説なんて求めてない?

まぁそう言いなさんな!

2,3行だから!!

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もくじ

スウェーデン国旗の意味

スウェーデン国旗の由来

スウェーデンの由来

スウェーデンのザリガニパーティー

基礎情報(外務省HPより)

まとめ

 

スウェーデン国旗の意味

スウェーデン国旗は「金十字旗」と呼ばれています。

そのまんまですがまぁ国旗の名称なんて大体そのまんまなのでOKです。

青地に金色の十字の意匠です。

旗比率は5:8

正方形にやや近い感じですね。

 

青色は済みきった北欧の空…

黄色はキリスト教精神と自由独立を表しています。

 

この青と黄色十字の配色、意匠の由来については幾つか説があります。

 

  • エリク王説

良く言われているのは1157年、フィンランド攻略の際、

エリク王が青空(青色)を金の十字架が横切るのを見た、という伝説によるものです。

ただ、これは実際には違うのでは?という話です。

1500年代になるまでこの旗が描かれた絵が存在しないからだそうです。

 

  • フォルクング朝の家紋説

他に言われているのは1364年以来使用されている、

フォルクング朝の家紋に基づくものという説です。

フォルクング朝の家紋は青地に3つの金冠の意匠です。

 

  • カール八世の紋章説

他にはデンマークの国旗に対抗してスウェーデンの国旗は作られた、という説があります。

この場合、15世紀のカール八世の紋章が由来であるとも言われています。

見てみます?

カール八世の紋章

…。

まんまじゃん?

えっ?これで良いんじゃないの…?

 

  • グスタフ一世が弄った説

1420年以前のスウェーデンの旗は青地に白十字だったのを、

1521年にグスタフ一世が白十字を金十字に置き換えたという説があります。

だがしかーし!!

何故金十字なのか?

という疑問が残りますね。

たまたまなのか?

なにか拘りがあったのか?

はたまた何か参考にしたのか?

因みに現在の図案が完成したのは1523年なので、

年代的には2年しか開いてないですね。

時期だけ考えるなら有力な説です。

 

これだけ沢山説があるのも珍しい気もしますね…

多い…多いよ!!

 

個人的にはカール八世を推したいところですね。

エリク王の伝説は青地に黄色十字旗が1500年頃になるまで、

記録(絵等)に残ってないので、ウーンという処が大きいです。

 

フォルクング朝の家紋説に関して言うと、

青地に3つの金冠VSカール八世の紋章なら…

後者に軍配が挙がるかな、と…。

 

最後のグスタフ一世説も個人的にはありかなという気がするんですけどね。

1523年にスウェーデン国旗の意匠が完成したとのことなので時期的には良い感じです。

グスタフ一世説かカール八世説か…という感じですね。

グスタフ一世が国旗を考えるにあたりカール八世の紋章を参考にして、

白十字の色を変更する際に、黄色を選んだ、というのはどうでしょう?

 

ありえそうでは?

よし!筆者はこの第五の説でいこう!!(笑)

 

カール八世の紋章がやはりインパクト強いですよね。

 

エリク王の伝説は恰好良いのですが…

 

正直キリスト教圏の国旗の話では時々あるんですよね。

空に十字架を見てそれを旗にしたら勝った~みたいなのが…

それにあやかった創作では?

という気がします。

記録があればまた話は別だったんでしょうが…

無いのではどうしょうも…。

 

皆さんはどれが正解だと思います?

良ければコメントでもして下さい。

むしろしましょう。

 

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スウェーデン国旗の由来

スウェーデンは北欧諸国の例にもれず、ヴァイキングでした、

 

1157年、エリク王によるフィンランド攻略戦。

蒼空に金十字を目撃という故事。

これが由来になったという説…もある。

 

13世紀、フォルクンガ朝がフィンランドとスウェーデンを統一。

1364年、フォルクンガ朝の家紋が制定。

これがフィンランド国旗の基盤になった…かもしれない(笑)

 

1397年、カルマル同盟を結ぶ。

これによりデンマーク・ノルウェーと連合する。

これはデンマークを主体としたものであった。

 

1448年、カール八世がスウェーデン王に選出される。

このカール八世の紋章がスウェーデン国旗の基になった…説がある。

 

1521年、グスタフ1世が弄って意匠が完成した…かもしれない説

 

1523年、カルマル同盟からスウェーデンは離脱。

スウェーデン王国を建国。

この時、今の国旗の図案を完成させた。

 

1569年、ヨハン三世によって国軍旗として採用される。

 

1809年、ロシア、スウェーデン戦争で敗北。

フィンランドを失う。

後にフィンランドはロシアから独立する事となりますが、

それはまたフィンランド国旗でのお話。

政治体系も立憲君主制へと移行。

 

1814年、ノルウェーを併合

 

1905年、スウェーデン=ノルウェーは分離

 

1906年、スウェーデン国旗が制定される。

これが今の国旗となります。

 

スウェーデンの由来

まず、スウェーデンは英語の発音であることを覚えて下さい。

正式にはスベリエ王国と発音するのが正しいようですよ。

最初にこの地を支配したのはSvea人という民族であり、

「Svea」我々、同胞という意味+「Rige」土地、王国、で我々同胞の王国。

という意味になります。

英語のスウェーデンはそのままの意味でスウェーデン人。

という意味になるようです。

 

首都のストックホルムに関してはスウェーデン語の丸太を意味する「Stock」と

島を意味する「holm」の合成語です。

丸太の島というわけではなく、ヴァイキングが森から切り出した木材で

作った家の集まった町からこう名付けられたとのことです。

 

スウェーデンのザリガニパーティー

スウェーデン人はザリガニ好きなんですよ(唐突)

クレフトシーヴァとかいう夏の一大イベントがあるんですよ。

スウェーデンではね。

しかもこれ、16世紀頃から行われているとの事。

歴史長かった…普通に長かった…

ザリガニをハーブと砂糖で茹でて食べるんだそうです。

まぁ蟹とか海老を茹でて食べるようなものでさぁ!!

味はそれこそ海老に似ているらしいですよ。

僕はそもそも甲殻類を美味しいと思わないので…食べませんがね!!

蟹とか海老がいける人なら普通に美味しいらしいですよ。

まぁそうでなくちゃあ食べませんよねウン。

 

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基礎情報(外務省HPより)

国名:スウェーデン王国

独立:1523年

国旗制定:1906年

旗比率:5:8

面積:約45万平方キロメートル(日本の約1.2倍)

人口:約1000万人

首都:ストックホルム

言語:スウェーデン語

宗教:福音ルーテル派が多数

通貨:クローナ

時差:-8時間

国歌:古き自由な北の国

 

 

まとめ

・青は済みきった北欧の空

・黄はキリスト教精神と自由独立

・スウェーデン国旗の意匠の由来は色々ある

・エリク王が目撃した空を横切る十字架説

・フォルクング朝の家紋説

・カール八世の紋章説

・グスタフ一世が弄った説

・スウェーデンは「Svea」我々、同胞という意味+「Rige」土地、王国、で我々同胞の王国

・スウェーデンはザリガニを食べる。蟹や海老みたいな味らしい

 

以上です。

如何だったでしょうか?

スウェーデン国旗の由来、どれが正しいか考えましたか?

こうして色々考えるのも楽しいものです。

正解が無いからこそ逆にアレコレ考える余地もあるというものです。

色々と調べて自分なりのスウェーデン国旗の由来を考えるのも、

楽しいですよ。

考えたらまた著者にも教えて下さい。

 

次回予告:カンボジア国旗

カンボジア王国の国旗はなんととても若かった!

何せ1993年に制定されたんです。

いや、でも年寄かもしれない…

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